詩32 地図

2020年6月20日土曜日

詩2

t f B! P L


自ら描いた地図は
心身の生きた証



悲しき町に入り
泣く日もあるだろう
迷いの森に入り
悩む日もあるだろう


冒険をした山に花を咲かせ 
音を聞いた海に波を伝わらせる


怒った時には大地にひびを走らせ 
笑った時には雲間から太陽を描けばいい


川を眺め橋が架かるのを待つ日もあれば 

自ら橋を架ける日もあるだろう


心を見せる地図ならば
三途の川の渡し船となろう


想いを残す地図ならば
渡した者の助け船となるであろう


気後れせず
腕をふるい
描けばいいさ


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